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管理業務主任者 試験ガイド

過去の試験状況(合格率・難易度等)

これから管理業務主任者の試験を目指すみなさんにとって、この試験の難易度は最も気になることのひとつでしょう。このページでは試験開始年度(2001年)よりの試験データをもとに、この試験の難易度レベルと、その背景にある事情を解説してみたいと思います。

<管理業務主任者試験の結果>
年度 受験者数 合格者数 合格率 合格点
2001年度 57,719 33,742 58.5% 38
2002年度 35,287 10,390 29.4% 33
2003年度 27,017 5,651 20.9% 35
2004年度 24,104 4,617 19.2% 37
2005年度 22,576 5,019 22.2% 36
2006年度 20,830 4,209 20.2% 33
2007年度 20,194 4,497 22.3% 33
2008年度 20,215 4,113 20.3% 34
2009年度 21,113 4,329 20.5% 34
2010年度 20,620 4,135 20.1% 36
2011年度 20,625 4,278 20.7% 35
2012年度 19,460 4,254 21.9% 37
2013年度 18,852 4,241 22.5% 32

●難易度は宅地建物取引主任者と同等、もしくは若干易し目です。

管理業務主任者試験は、マンション管理士よりも合格率がかなり高く(マンション管理士試験の合格率は7~8%)、しっかりとポイントをおさえて勉強すれば手堅く合格できる試験であるといえます。試験開始初年度と翌年度のデータは度外視するにしても、その後は毎年、安定して20%前後の合格率で推移しています。

同じく不動産分野の国家資格である宅地建物取引主任者と比べてみても、同等若しくは少し易しいレベルの試験です。他の受験者も得点する基本的な設問を落とさないよう、頻出問題の正解率をいかに高めていくかが合否のポイントになります。こつこつと学習することをお勧めします。

●毎年4000名の管理業務主任者を誕生させることが、行政の方針?

それにしても、管理業務主任者試験は合格率の数字の推移が安定しています。平均合格率の20%から殆ど振れ幅がありません。このことには何か背景があるのでしょうか。

これはあくまで推測ですが、行政(国土交通省)が、「いまいまの段階では毎年4000名前後の管理業務主任者を育成することが必要」と考えているのではないか、というのが管理人の考え方です。マンションの需要と供給、老朽化の現実、またマンション管理会社の体制を整えることなどを考えると、それくらいの人数の管理業務主任者が必要、ということなのだと思います。

毎年の受験者数を参照してみてください。そこに意図や制限はないのでしょうが、なぜか管理業務主任者を受験する人数も、毎年2万人程度で一定しています。その中から4000人の合格者を出すと、必然的に合格率は20%前後に落ち着くという結果になります。

また合格率に対応した得点が、合格基準点に設定されているため、問題が難しい年度は合格基準点が低くなり、反対に試験が易しい年度は基準点が高くなります。
近年の結果を見るかぎり、35点以上を得点できれば、合格圏内には確実に入ることができます。科目ごとの足切り点はなく総合得点で採点されますので、得意科目をつくり、安定して37~38点を得点できる勉強法を探ることが、一回で合格をものにする方策といえるでしょう。


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