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管理業務主任者 試験ガイド

主要科目の学習ポイント-2(標準管理規約、建築基準法、管理実務・会計、建築・設備)

■標準管理規約

管理規約は、管理組合の組織運営から組合員の行動規範、またお金の処理の方法まで、マンションで生活するための約束事を網羅したルールブックです。そして「標準管理規約」とは、国土交通省が策定した管理規約の標準モデルのこと。つまり、マンション生活一般のルールに精通しているかを試すことがこの分野の設問の趣旨です。
具体的にはマンションの専有・共用部分の範囲、専有使用権や駐車場使用に関すること、管理費など管理に関する事柄などを学びます。
標準管理規約は区分所有法や民法と並んで重要科目であり、出題数も毎年8問前後になります。この分野も得点源になります。留意点としては区分所有法と共通点が多く、かつ規定の内容は異なるという点がありますので、両者のすみわけをきちんと行い暗記するようにしてください。

■建築基準法

建築・不動産業界で仕事をしている方には難なく対処のできる法律ですが、初めて勉強する人はかなり苦労するのがこの法律です。本試験では具体的な数字や、細かな専門知識を問う設問もあり、基本事項の把握とともに正解には類推力も必要になるのがこの分野の特長です。毎回5問前後が出題がされます。得点差のつきやすい科目ですので、必ず克服するようにしてください。
とはいえ、より重要な科目は区分所有法やマンション管理適正化法等です。勉強の時間配分にはくれぐれも気をつけあまり深入りしないスタンスも大切です。
建築基準法の対策も、宅建のテキストまたは二級建築士試験用のテキストを利用するのが有効です。建築につては図解で、また数字はゴロ合わせなども取り入れ効率的に勉強しましょう。

■管理実務・会計

管理実務の学習では、管理組合の法的な位置づけや、理事会の適正な運営方法などについて理解することがポイント。その理解を促す知識は、区分所有法や民法、標準管理規約などの法令知識です。つまり法令主要3科目の理解が深まっている人は、イコール管理実務の知識も身についていることになります。この分野の過去問を繰り返すだけで、対策は十分かもしれません。
会計系については一定の学習が必要です。ポイントは、会計・保険・税の3分野の特性を掴むことです。基本的な理解と演習ができていれば全問正解する事も可能な科目です。仕訳などの基礎を習得し、どんどん問題演習をしましょう。

■建築・設備

この分野も、これらの業界で実務経験のない方は取り付きにくい科目かもしれません。設備系からは、マンションの構造設備や建物設備の診断、修繕等の出題がされます。具体的には鉄筋コンクリート造やRCなど建物の構造や、結露対策、耐震改修工法、遮音対策給水、排水、ガス、電気などの分野から出題されます。しかしこの分野の設問は毎回7~8問あります。また合格後、管理業務主任者として実務を行う上では、どれも欠かせない知識ばかりですので、しっかり勉強してください。
この分野への取り組み方は、過去問題の演習を基点にして、該当する知識を基本テキストで補完する勉強法が効率的です。この分野の学習にも、二級建築士試験対策のテキスト利用はお薦めです。


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