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管理業務主任者 試験ガイド

外へ出て、マンションの改修工事などを見学しましょう!

管理業務主任者(orマンション管理士)の試験勉強を、参考書や過去問のみの机上学習のみで進めるのは得策ではありません。「百聞は一見にしかず」の諺は、この両資格にはまさにぴったりと当てはまることです。
往復学習をしてください!「参考書・過去問←→現場」の往復です。部屋を一歩出たら、みなさんの街にも、格好の勉強材料がいくらでもみつかるでしょう。

この往復学習は、建築・設備分野の学習には特に効果的です。平成21年度の本試験(管理業務主任者)の出題から、その理由となる事例をいくつか引用してみます。

「階段室、昇降機塔、装飾塔、物見塔、屋窓その他これらに類する建築物の屋上部分の水平投影面積の合計が、当該建築物の建築面積の8分の1以内の場合、その部分の高さは、建築物の高さに算入されないことがある」(問17)

「下水道未整備地域においては、環境上の問題からディスポーザ排水処理システムを設置することが認められていない」(問20)

「カバー工法とは、既存のサッシの枠を残し、当該サッシ枠の外側に新規建具を設置する工法であり、既存サッシより開口寸法を大きくできることがある」(問27)。

いかがでしょう?建築・設備分野では、ほかにも専門用語が無数に出てきますが、これらを頭の中だけで整理しようと試みるのは合理的とはとても言えないと思いませんか。「物」を実際に見て、知識を視覚的に整理することが大切なのです。

みなさんがマンション住まいの方であれば、自分のマンションにはどのような設備が備えられているのか見て研究するだけでもよい勉強になります。また、補修工事が進められている現場の監督さんに訳をお話しして、工事の現場を見学することは最高の勉強になります。

勉強の順序としては、まずは専門用語を徹底的に頭に詰め込むことです。因果関係は理解できないにしても、過去問に出ている透過損失等級、ウレタン系塗膜防水工法、オーバーフロー管などの用語はすべて、記憶のフックにとどめておいてください。そして現場を当たり、実物を見て検証するのです。

街に学ぶ実地学習は、区分所有法や標準管理規約、建築基準法などの法令科目の学習をスムーズにしてくれるメリットもあります。建物や設備を可視化するように学ぶと、法の適用が必要なトラブルなども、具体的にイメージしやすくなります。

折にふれ街へ出て、現場を体験しましょう!


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