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管理業務主任者 試験ガイド

管理業務主任者の仕事

●管理業務主任者のみに与えられた、3つの独占業務。

管理業務主任者は、マンション管理の前提となる、「管理受託契約の重要事項の説明」から、受託した管理業務の「処理状況のチェック」、およびその報告まで「マンション管理のマネジメント」等を主な業務とします。

みなさんは、賃貸で住まいを借りた時やマンションの購入時に、宅地建物取引主任者のお世話になった記憶はないですか?部屋を借りる契約時に、みなさんと大家の間に宅建主任者が入って、「重要事項の説明」をしたのを覚えていませんか?管理業務主任者が行う「管理受託契約の重要事項の説明」もそれに似ています。

宅建主任者が行う重要事項の説明も、管理業務主任者のそれもどちらも「独占業務」で、それぞれの資格を持つ人しか行うことができません。ですからマンション管理会社では、管理業務主任者は非常に責任ある仕事をすることになります。

規約の文言に沿って、管理業務主任者の独占業務を整理してみます。

【独占業務 1】

委託契約に関する重要事項の説明および重要事項説明書(72条書面)への記名押印

【独占業務 2】

管理委託契約書(73条書面)への記名押印

【独占業務 3】

管理事務の報告

以上の3つの権利が、マンション管理業界では管理業務主任者にのみに与えられています。そのため国土交通省令では、マンション管理会社に管理組合30件に対して一人以上の管理業務主任者の設置を義務付けています。

●現場のマネジメントにも活躍します!

管理業務主任者は、上記の独占業務以外にも、多様なに携わります。それは不動産会社に勤務をする宅建主任者が、「重要事項の説明」だけを仕事にしているわけではないのと同じことですね。
不動産会社の宅建主任者は仲介等の営業を行うことも、物件の管理を担当することもあります。同じようにマンション管理会社の管理業務主任者は、マンション管理組合様へ向け営業したり、建物の保全業務にマネジメント的な立場で携わることが多いようです。

管理業務主任者が担当する「建物の保全業務」とは、予算に沿って修繕計画を立てること、計画に基づき必要な人員や資材を整えること、実際の工事業務をマネジメントすることなどです。いわゆるマンションの管理人さんを雇用して働いてもらうことや、定期清掃業務を適切にコントロールすることなども、大切な役割です。管理組合様からお預かりした、大切な建物の価値を維持すること全般が、管理業務主任者の仕事になると思っていただければまちがいありません。


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