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管理業務主任者 試験ガイド

管理会社の系列について

管理業務主任者が勤務をする職場は、管理会社が中心になります。しかし一口にマンション管理の会社といっても、その市場にはさまざまな系列が存在しています。基本的に「マンション管理」に携わることは同じですが、系列のちがいにより、将来性や待遇の処遇などが微妙に異なってきます。
管理業務主任者の試験に合格したその先の選択について、予備知識としてお読みになってみてください

●不動産会社系列

分譲マンションの開発を行う、デベロッパーが運営する会社です。不動産(分譲マンション等)の付加価値を追求するため、購入後のアフターサービスとして、メンテナンス・管理を提供しています。不動産会社系の管理会社では、母体(開発会社)の開発能力を見極めることが転職等のポイントになります。マンション供給能力の高い親会社を持つ管理会社は、建物管理のレベルも非常に高いです。もちろん乱開発であってはなりませんが、成長力ある不動産会社系企業には、期待をよせられます。

●建設会社系

いわゆる大手ゼネコン系列の管理会社です。ご存知の通り、ゼネコンが扱う事業は公共事業や、民間ではインテリジェントビルの開発、商業施設など多岐に渡ります。そのような業態において、マンション建設(および管理)は受注金額が低いこともあり、管理業務主任者の組織内での評価に陽があたりにくい面はあるようです。
しかし、この業界には母体の規模ゆえの安定感があります。またマンションでの工事受注中心としているようなゼネコンも少なくありません。全体的には「創る人」たちの集団ですので、ものづくり系と肌が合う方にはお薦めの進路です。

●設備保守・清掃会社系

商業ビルやホテル等の保守や清掃業務で地道に成長し、徐々に管理業務全般を扱い、マンション管理にも業容を広げている会社のケースです。このような系列会社は、保守・メンテナンス業務に高いノウハウを持っています。反面、事務系業務やサービス業務には弱い面もあります。それは今後の課題であるとしても、徹底して管理業務にこだわれる点が、魅力であるといえます。

●独立系

管理会社の社員が独立し、徐々に力を蓄えていったケースです。上記の系列と比べると、もちろん会社の規模は小さくなり、安定性の面では懸念があるかもしれません。しかし独立系管理会社の社長の多くは、「もっと充実したサービスをお届けしたい」との熱意を持って独立された方が大半です。これはひとえに出会い・縁モノではありますが、よい巡り会わせがあれば、最も納得感をもって働ける職場であることも事実です。


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