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管理業務主任者 試験ガイド

じっくり歩むキャリアパス

マンション管理業が、不況・不景気の影響を受けにくく、かつ永続するビジネスであることがわかりました。マンション管理業界こそ、将来の市場のことをそれほど懸念しないで、じっくり自身のキャリアを形成できる業界です。

●マンション管理の専門家として、技術面を掘り下げるキャリアパス

マンション管理会社ではたらく管理業務主任者が、重要事項の説明など独占業務だけに携わるわけではないことはすでに述べました。そしてマンションの改修・管理に携わる一員として、技術スキルを高める努力を、多くの管理会社は奨励しています。

キャリア形成のひとつの方向として現実的なのは、技術の方向へ得意分野を広げることです。管理業務主任者の資格取得→管理会社に入社、その後ボイラー技師や昇降機検査資格など、比較的取得しやすい技術系資格を取得して、自分にできることの幅を広げる努力をしている管理業務主任者は少なくありません。
特に「系列会社のページ」でお話した、設備保守系、独立系管理会社ではたらく方には、そのような志向をお持ちの方が大勢います。

管理業務主任者の役割は、トータルとしてはマネジメント業務の色合いが強いですが、技術が好きな人は、やはりいつまでも技術の現場に携わっていたいものだと思います。

管理会社の社員としてキャリア形成を検討する場合、このように技術系に専念する方向と、もう一つ他の企業と同様に、組織の階段を上る管理職としてのステップアップを目指すキャリア形成が考えられます。

●マンション管理士への転身

これからのマンション管理業界においてはやはり、管理業務主任者→マンション管理士へのステップアップが増加するように思います。そもそもマンション管理士の業務は、管理業務主任者(保守・修繕の現場)の仕事に精通していて、はじめて首尾よく行うことのできるものだからです。

「マンション管理適正法」の施行が2001年とまだ新しいこともあって、ここ10年来は確かに、管理業務主任者もマンション管理士も同時に促成することが急務でした。しかし本当に管理組合の支援を考えるのであれば、やはり現場に熟練している専門家がマンション管理士になるべきだと思います。
またマンション管理士として任を果たすためには、技術的な知識・スキルと、人の総意を計るマネジメント能力や人間力も必要になります。そのような実力を堅実に蓄える場が、管理会社での社会人生活ではないかと管理人は考えています。


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